Nexus Oneが来て最初にやったことのまとめPart1
ドコモから出るだのソフトバンクから出るだの総務省の例のあれを通過しただの話題に欠かないNexusOneですが、僕もついに購入してしまいました……。かかった費用は全部合計して5万強、発送は一週間で行われました(スピアネットでEMS利用)。さて、僕はNexusOneをドコモで使おうと思っていたので、当然テザリングもしたくなります(注:Biz・ホーダイ契約のためPCで使用しても海外製携帯電話で使用しても上限金額は13000円程度で、回線に対する負担はないと判断しました)。ですが、純正のROMではテザリングはおろかroot権限も奪取できないので、とりあえずその辺を攻めに行きます。ソフトウェアのインストールなどはその次に考えましょう。
bootloaderのunlock
「私のNexusOne、アンロック!」と叫んだ後やりましょう。当然ながら保証対象外です。
- まず、Android SDKをダウンロードします。ここから自分のプラットフォームに合うものを選択します。今回はWindowsを前提にして説明します。
- 解凍して適当なところに置き、「tools」ディレクトリにパスを通します。よくわからない人はtoolsの中身をすべてsystem32にぶち込んでしまえばよいのではないでしょうか。
- Java VMがインストールされているかどうか確認します。インストールしていない場合はここからダウンロードしましょう。
- 「SDK Setup.exe」をクリックします。なんかいろいろ出てきますが、とりあえず「cancel」でメイン画面に。左側から「Available Packages」を選択し、「Add site」から
を追加してください。なぜかhttpsだと接続できないことがあるので。
- リストが更新されたら、「USB Driver Package, revision X」(Xは数字)があるはずなので、それだけをクリックし、「Install Selected」でインストールします。
- インストールが終わったら、「closed」を押してSDK Setupを終了します。その後android-sdk-windowsフォルダをみてみると、usb_driverというフォルダがあるはずです。
- 「コントロールパネル」の「ハードウェアの追加」から、このドライバをインストールします。
- Nexus Oneをいったん終了し、ボリュームダウンキー+電源キーで電源をつけます。現れた画面から「fastboot」を選択します。
- 「tools」ディレクトリにいき、
fastboot.exe oem unlock
と入力します。これで、アンロックが完了します。
カスタムROMのインストール
ここまで来たらカスタムROMを導入してみましょう。今回使用するのは「CyanogenMod-5 for Nexus One 」という、安定性に定評のあるものです。
- ダウンロードしたROMイメージをzipのままmicroSDカードにコピーします。
- まず、ボリュームダウン+電源ボタンで起動し、「recovery」をクリックします。
- recovery画面で、「backup」から現行の環境をバックアップします。
- ボリュームボタンで前の階層に戻り、「wipe」をクリックします。
- 「Flash zip from sdcard」を選び、先ほどコピーしたzipイメージをクリックします。
こんな感じでカスタムROMのインストールができます。